留学は交換留学?正規留学?【メリット・デメリット】

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みなさん、こんにちは!ななとまです。今回は交換留学と正規留学の違いについてまとめてみました。参考になると嬉しいです。

交換留学とは?

そもそも交換留学とはなんぞや?と思う方もいらっしゃるかもしれません。交換留学とは簡単にいうと、日本の大学に在籍したまま、海外の大学に留学できる制度です。期間は大学によって異なりますが、約1年間が一般的です。

国(地域)別日本人留学生数

国(地域)名2022年留学生数(人)2021年留学生数(人)
アメリカ合衆国8,006 2,995
カナダ4,326500
オーストラリア4,322 284
韓国3,613 1,037
英国2,274612
タイ1,82272
台湾1,28265
フランス1,256396
ドイツ1,241425
マレーシア1,10990
その他8,9601,675
38,2118,151
2022(令和4)年度日本人学生留学状況調査結果

メリット①正規留学と比べて費用が安い

学費を在籍している日本の大学に納めていると、留学先の学費が全額免除です。そのため、学費以外にかかる渡航費、海外保険、、滞在費などの諸経費のみの負担で留学することができます。行く国や州によって物価が異なるので一概には言えませんが、正規留学よりもはるかに費用を抑えて留学できるので、かなりメリットを感じるのではないでしょうか。

メリット②日本の大学を4年間で卒業できる

これも交換留学の最大のメリットとも言えます。1年間留学していても日本の大学を4年間で卒業することが可能なのは交換留学だけだと思います。留学先で履修した授業も日本の大学の単位として認定されれば、一石二鳥です。ただ、全ての単位を移行できるとは限らないので、事前に確認しておくと良いでしょう。留学費用を抑えつつ、4年で大学を卒業したい方にはおすすめの留学システムです。

私も元々日本の大学に通っていた時に1年間留学しても4年で日本の大学を卒業できることにとても魅力を感じてました。

メリット③自分の専攻を違う視点で学ぶことができる

例えば日本の大学で教育学部で教育学を学んでいるとします。日本で学ぶ教育学と、留学先のアメリカで受ける教育学では別の視点を得ることができるいい機会です。海外で同じ分野を学ぶとしてもまた違った見方をすることができます。

2022年協定大学に基づく専攻分野別日本人留学生数

専攻分野2022年留学生数(人)2021年留学生数(人)
人文科学24,3524,696
社会科学4,3691,587
理学42583
工学2,449306
農学69035
保健97052
家政19031
教育950183
芸術29788
その他3,5101,090
不明20
38,2118,151
(注)1.「農学」には、獣医学を含む。
   2.「保健」には、医・歯学を含む。

2022(令和4)年度日本人学生留学状況調査結果

デメリット①現地の生活に慣れてきたタイミングで留学終了

交換留学は一般的におよそ期間は1年間。いや、1年もあれば英語習得してペラペラになって帰ってくると想像してる人もいるかもしれません。結論から言うと、それはその人がどれだけ現地の生活、授業に時間を費やしたかによって結果は変わってくると思います。例えば留学しても現地で日本人の子達とばかりいて、気づいたら留学生活が終わっていた、そんな環境で英語力がアップしてるとは考えにくいですよね。現地の人とたくさん交流して、授業にも集中しているひとはどうでしょう?その差は容易に想像できます。

せっかくできた留学をより充実した実りあるものになるように、渡航前に自分なりの目標を決めておくと良いでしょう。自分は何のために留学したいのか、卒業後の進路はどうするかなど。

デメリット②留学する条件が厳しい

書類審査や面接を経て実際に交換留学できるのはほんの一握りで、交換留学は狭き道です。交換留学を希望した全員が全員できるわけではありません。自分が行きたい交換留学先の募集人数が少ないとその分倍率が高くなります。書類審査や面接にも期限あるので、それに間に合うために計画的に準備をする必要があります。通常の授業と並行しながら留学の準備しないといけないのでなかなか大変です。

正規留学とは?

一方で正規留学は、海外の大学に編入もしくは入学して、海外の大学を卒業することを指します。もちろん授業はすべて英語で行われるので、授業についていけるだけの最低限の英語力が必要になってきます。

国(地域)名2022年留学生数(人)2021年留学生数(人)
アメリカ合衆国8,006 2,995
カナダ4,326500
オーストラリア4,322 284
韓国3,613 1,037
英国2,274612
タイ1,82272
台湾1,28265
フランス1,256396
ドイツ1,241425
マレーシア1,10990
その他8,9601,675
38,2118,151
2022(令和4)年度日本人学生留学状況調査結果

メリット①海外の生活にどっぷり浸かれる

なんといっても現地の生活にどっぷり浸かれるのが醍醐味なのではないでしょうか。日常が全て英語、文化も違えば、環境も違う。日本で住んでいただけでは経験できなかったことをたくさん経験できる良い機会です。その中で失敗や挫折もするかもしれませんがそれら全ての経験はその人にとってお金では買えない一生の財産になると思います。

メリット②自分でなんとかする精神が身につく

日本で住んでいたら言葉が通じる+察する文化があったので、それに胡座をかいていました。海外に行ったら当然ながら日本語は通じません。察するなんてことは向こうの人はしません。自分で声を上げないといけません。でもそれは、言葉が通じても一緒です。相手に伝える努力をしないといけないのです。拙い英語でも伝えようとすると、相手はそれに応えようとしてくれます。

デメリット①留学費用が高い

費用面はどうしても高額になってきます。基本的に学費を全額負担することになります。アメリカの場合、取る単位数によって費用が変わってきます。それに加え、留学生の場合、Out of State(州外)となてしまうので、単純計算で現地の学生より2倍の学費を納付しないといけません。学費に関してはサポートしてくれた親には本当に頭が上がりません、、、

デメリット②授業についていくことが難しい

授業は全て英語、学年が上がるにつれて専攻の授業が増えてくるのでより難しくなります。しかも、日本の大学の講義と違ってただ教授の話を聞いているだけでは終わりません。グループディスカッションや発言する場が多いです。なので、事前の予習が大切になってきます。予習してわからない単語や意味などをハイライトして授業に臨むだけでも理解度が違います。

まとめ

いかがだったでしょうか?交換留学も正規留学にもそれぞれの良さがあります。自分はどっちの方が良いのか、考える判断材料になったら嬉しいです。それではまた次の記事で!

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