新春スペシャルドラマ『スロウトレイン』を観た感想

あらすじ

鎌倉に住む葉子(松たか子)、都子(多部未華子)、潮(松坂桃李)の姉弟は、交通事故で両親と祖母を一度に亡くした。月日は経ち、二十三回忌の法事の帰り道。都子が突然「韓国に行く!」と葉子と潮に告げる。この告白をきっかけに、三者三様の姉弟に、“人生”という旅路の分岐点が訪れる。
それまでの「3人での幸せ」から、「それぞれの幸せ」と向き合っていく葉子、都子、潮――。
そして物語は日本の鎌倉から韓国の釜山へ。
変わりゆく時代の中でも普遍的に在り続ける「家族」を通して、痛快で、ドキドキして、最後には思いっきり笑顔になれる、宝物のような新時代のホームドラマ『スロウトレイン』をどうぞお楽しみに!
TBSサイトより

良い意味で新春ドラマぽくなかった

年明けはなんとなくいつもより時間がゆっくり過ぎている気がします。テレビ番組はお正月スペシャルを放送することがほとんどだと思います。頑張ろう!と謳っているドラマではなかったのは、個人的には自分がお正月過ごす時間の流れに合っていて、静かにゆっくり楽しめるドラマでした。ただただそのドラマの中で流れている時間が心地よかったです。

作中の同性カップルの描き方

星野源さん演じる百目鬼さんと松坂桃李さんが演じる潮との関係が個人的には注目しました。ここ数年、ドラマの作中でもLGBTに対する偏見が緩和されたのか、同棲同士のカップルが描かれていることが多くなった気がします。ただ、ドラマで描かれている同性カップルは現実とは違うのではと個人的に疑問でした。

サンフランシスコに留学していたこところ、大学の近くにLGBTQの街がありました。そこで見た人たちはもっとムッキムキのマッチョの男性同士がものすごい短パンを履いてイチャイチャしていました。それを実際に目にしている私からしたら、いくら日本が草食系男子が増えたからといって、美男子や草食系の俳優さんを起用して演じてもらうと現実との差を感じました。

もちろん、星野源さんも松坂桃李さんも演技が上手で大好きです!でもリアルさに欠けた気がしました。でもあのドラマの空気感にお二人を起用した脚本家・野木亜紀子さんはさすがだと思いました。野木亜紀子さんの作品はどれも大好きで、『アンナチュラル』、『罪の声』。逃げるが恥だが役に立つのドラマでも同性カップルが出てきましたが、そのときはかなりコミカルに描かれていて作中のアクセントになっていた気がします。一人一人が違うように、同性カップルも十人十色であり、現実はもっと色んな人がいることを知って欲しいと思いました

色んな家族のあり方があっていいのだと思えた

松たか子さん演じる長女の葉子は自分で結婚しないことを選んでいました。でも周りから勝手な推測であることないこと噂されてました。独りだから寂しいって誰が決めたのだろう。独りだけど、誰かと繋がりを持つことはできる。今は昔より自分のために選択もできる時代です。でもきっとみんな進んで独りでいることを選択する人はいないと心のどこかで思ってる気がします。多部未華子さん演じる次女の都子も渡韓して彼と結婚することを選んでいます。同性カップルも外国人と結婚することも前より理解が深まってる気がします。これがいわゆる多様性なのでしょうか。

でもまだ自分将来どうなりたいかまだ不透明

自分も今30手前で親に子供を産むなら結婚が早い方がいいと口うるさく言われています。それは自分も十分わかってるつもりです。体力的にも若いうちに産んだ方がいいのも。でも赤ちゃんがスクスクと育ってくれる環境が整っているかと言われたら色々不安が残るのです。そんな気持ちのまま自分が親になるなんてできるわけがないです。今は自分のことで精一杯なのに、、、皆さんはどんな将来を計画してますか。

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ななとま

ブログ運営者のななとまです。
語学学校に1年間通ってから正規留学でサンフランシスコ州立大学に留学経験あり。留学に役立つ情報などを発信できればと思います。

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