皆さんこんにちは!ななとまです。これから何回かに分けて私の留学経験を綴ろうと思います。これから留学しようか迷っている方、少しでも留学に興味がある方はぜひ一体験談として参考になれば嬉しいです。
私の経歴
私のbackgroundから話すと、親の仕事の関係で小さい頃4年間ほどアメリカに住んでいました。いわゆる帰国子女です笑。大学受験の時に、特にこれといって行きたい大学もやりたいこともなく、強いていうなら英語に興味があったので、幸い指定校推薦でとある日本の大学に入りました。文学部英文学科を専攻していた傍ら、教員免許も取れる学科だったので教職の授業も選択で履修していました。でもとりあえず教員免許を取りたいだけで本当に教員になりたいのかわからなくなっていました。そして就活を本格的が始まる前にふと、自分の人生はこのままでいいのだろうか、、、と途方に暮れていたのを今でも覚えています。
ずっと留学したい気持ちはあった
アメリカに住んでいたこともあって、もう一度アメリカに住んでみたいという淡い気持ちから始まりました。ただ、中学、高校になるにつれて英語の授業は文法がメインでつまらなくて、普段使う英語というよりテストや入試のための勉強という感じでした。色々な大学のオープンキャンパスに行って初めて留学制度があることを知りました。現地で勉強できるのはとても魅力的で興味がありました。もともと日本の大学に入った理由の一つとして自分が言ってみたい大学と交換留学制度があるからでした。でも交換留学は長くて一年。向こうの生活に慣れた頃に日本に戻ってくるのは想像できました。どっぷり向こうの生活をエンジョイできる正規留学に憧れがありましたが、自分に自信がなかったので叶わぬ夢を抱いている感じでした。
自分の人生を変えた出会い
そんな時、親からずっとある語学学校を勧められていました。周りに言われれば言われるほど、やる気がなくなっていくような感覚、皆さんも経験したことありますか笑?自分の大学の最寄りから電車でわずか10分弱のところにあったのにそれまでどうも行く気になれませんでした。大学2年の冬、思い立ってその語学学校に見学に行きました。そこで見た学生たちはみんな楽しそうに英語を話していて衝撃を受けました。ある生徒さんは日本の大学に通ったけど、他のことがやりたくて語学学校に通い直してる人、社会人をしながら通っている人、不登校だったけど自分を変えたくて留学したい人などさまざまでした。
授業を見学した後、スタッフの方と少しお話しする機会がありました。その方はなんと偶然にも私と同じ地元出身でで、とても親近感が湧きました。そのせいもあって、初対面だったのに自分が今まで無意識に溜め込んでいた留学への思いを吐き出して泣いてしまいました。留学したいけど、せっかく日本の大学に行かせてもらったのに親に申し訳ない、周りにどう思われるかをすごく気にしていました。でもその方とお話しして、自分は英語を勉強したいのではなく、英語を使って何か勉強したいことに気づけました。
親に相談
家に帰ると親に見学した感想を早速聞かれました。私はその時あった出来事や思ったこと、そして留学してみたいという私の正直な気持ちを伝えました。私がずっと留学したいということを知っていたので全面的にサポートすると親は私の決断にとても好意的でした。この時、大学を休学するという選択肢もありました。でも休学したところできっとその大学には戻らないとなんとなくわかっていたので、日本の大学は退学するの一択でした。海外の大学を卒業しないと最終学歴は高卒になってしまうため、ある意味自分人にとって、絶対に海外の大学を卒業する!という決意表明でもありました。
周りの反応
まずは退学する旨を学年長に話しました。大学生活において今までそんな偉い方とお話しする機会がなかったのでこの時は本当に緊張したのを今でも覚えています。教授の部屋に呼ばれて、退学したい理由を聞かれました。幸い成績は優秀だったのと、留学するという前向きな退学理由だったので特に引き止められることもなく、最後に「頑張って、応援してます。」と言ってもらいました。一方で、大学の友達に退学することを話したらかなりびっくりされました。退学=授業についていけなくて留年する人など悪いイメージがまだ当時根強かったのだと思います。それでも自分が退学するに至った経緯を話したら応援してくれました。
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